セルフプランって何?相談員がいなくても受給者証を申請する方法を解説

🩺

執筆者:制度ガイド運営者

医師として・保護者として実際に制度を利用した経験をもとに情報を整理しています

プロフィール →
目次

はじめに

受給者証を申請しようとしたら、

「相談支援専門員が見つからないので、セルフプランで出してください」

と言われて戸惑った方はいませんか?

「素人が計画書なんて書けるの?」
「プロに任せた方がいいのでは?」
と不安になりますよね。

結論から言うと、セルフプランでも、必要性が認められれば受給者証はきちんと交付されます。
「早くサービスを使いたい」なら、セルフプランで先に始めるのも十分アリな選択です。
この記事でセルフプランについて確認しましょう。

セルフプランって何?

受給者証を申請するときに「どんなサービスをどのくらい使いたいか」を書いた計画書(障害児支援利用計画)の提出が必要です。
この計画書には、作り方が2通りあります。

・相談支援専門員に作ってもらう(計画相談支援)
・保護者が自分で作る(セルフプラン・自主作成)

つまりセルフプランとは、保護者が自分で計画書を書く方法のことです。
窓口では「自主作成」と呼ばれることもあります。

どんなときに必要?

一番多いのは、相談支援専門員の空きがなく、頼みたくても頼めないケースです。

相談支援専門員は全国的に不足していて、地域によっては「担当できる人がいません」と言われることも珍しくありません。
相談員が見つかるまで待つと、利用開始が何ヶ月も先になることもあります。
そんなときに、申請を止めず進めるための方法がセルフプランです。

相談員が作る方がいいんじゃない?

「プロが作る方が良い計画になるのでは?」と思いますよね。
それぞれに良さがあります。

相談支援専門員に頼むメリット

専門家が第三者視点で計画を作ってくれます。
定期的な見直しがあり、状況変化に合わせて相談できる安心感があります。
作成前に家庭訪問での面談が必要な場合もあり、準備に時間がかかる場合があります。

セルフプランのメリット

家庭の希望をそのまま反映でき、待たずに始めやすいことが大きな利点です。
基本的には相談支援専門員へお願いできるならその方が安心ですが、見つからないなら無理に待つ必要はありません。
セルフプランで始めて、あとから相談員へ切り替えることもできます。

素人が書けるもの?

心配いりません。
「立派な文章を書かなければいけない」と思われがちですが、そんなことはありません。
きれいな作文や専門用語は必要なく、

  • 「〇〇ができるようになってほしい」
  • 「外出時にパニックなく過ごしたい」

など、親としての願いを書くだけでも大丈夫です。
多くの自治体では記入例や見本を用意しており、迷ったら、通う予定の事業所や療育センター、自治体窓口へ相談してみましょう。
書類様式は自治体差があり、簡単な自治体もあれば、週間計画表まで求める自治体もあります。
窓口でもらった様式を確認しながら進めましょう。

👉公開されている記入見本例(奈良市) https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/119191.pdf

セルフプランでも支給量は不利にならない

「セルフプランだと日数を減らされるのでは?」という心配は不要です。
支給量は誰が計画を書いたかではなく、子どもの状態や家庭状況で決まります。
制度上、セルフプランだから不利になる仕組みはありません。

ただし、23日を超えるなど多めの支給量を希望する場合は、セルフプランではなく相談支援専門員による計画作成を勧められる場合があります。

申請・利用の流れ

STEP
事業所へ相談・見学

まず利用したい事業所を探しましょう。

STEP
市区町村窓口で申請し、セルフプラン様式を受け取る

療育センターなどで用紙をもらえる場合もあります。

STEP
希望や日数を記入して提出する

各自治体の見本を参考に記載しましょう。

STEP
自治体が支給量(利用できる日数)を決定し、受給者証交付

STEP
事業所と契約して利用開始

STEP
更新

更新時に再提出が必要になることがあります。セルフプランにするか相談支援専門員に依頼するか考えてみましょう。

知っておきたいポイント

「全体の計画」と「事業所の計画」は別物

セルフプランは支援全体を考える計画です。
これとは別に、事業所では先生たちが支援計画を作ってくれます。
セルフプランでも、事業所内の計画作りは行われるので安心してください。

あとから相談員へ変更できる

「やっぱりプロへ頼みたい」と思ったら、空きが出たタイミングで切り替えられます。
一度セルフプランにしてもあとから変更できます。

まずは相談してみましょう

「自分で書くなんて無理かも」と申請を止める必要はありません。
セルフプランは相談員が見つからなくてもサービスを始められる方法のひとつです。
迷ったらまず事業所や市区町村窓口へ「セルフプランで申請したい」と伝えてみましょう。
記入例をもらえたり、書き方を相談できたりします。

👉 受給者証の基本はこちら

👉 相談支援専門員はこちら

📋 この記事の情報について

この記事は厚生労働省・こども家庭庁・各自治体などの一次情報をもとに作成しています。

制度の内容は変更される場合があります。最新情報・詳細はお住まいの自治体窓口等でご確認ください。

あなたが使える制度を調べてみませんか

年齢と手帳の種類を選ぶだけで使える可能性のある制度・手当・サービスの一覧を確認できます。
手帳がなくても使える制度も表示されます。
登録不要・無料です。

使える制度を一覧で調べる →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次